兵庫県内における既存住宅(一戸建)について、建物状況調査(インスペクション)を受けて「ひょうご住まいづくり協議会」が定める一定の基準に適合した住宅である場合、その既存住宅の販売時の広告等に「ひょうごあんしん既存住宅」と表示して売出しが可能になりました。
これにより、買主様が安心して当該既存住宅の購入を検討し契約することができるとともに、売主様にとっても売却促進や建物の現況が不明であることからの過度な価格交渉を抑制する材料となり、また引渡し後のトラブル予防にも寄与できます。
国の定めるインスペクションの調査基準(平成29年国土交通省告示第82号)に基づき、以下に列挙する基準と、既存住宅かし保証保険の検査基準について確認したものを「ひょうごインスペクション」としており、ひょうごあんしん既存住宅の表示を行う場合には、このひょうごインスペクションの基準にクリアしている必要があります。
検査方法の詳細も定められております。
売却しようとする既存住宅について「ひょうごインスペクション」を実施し、所定の基準に適合している住宅を「ひょうごあんしん既存住宅」として、広告等に表示(文章やマーク)を行うことが可能です。
この表示を行いたい場合には、ひょうご住まいづくり協議会が登録した「登録検査法人」への申請が必要です。つまり、原則としてはその登録検査法人が行う建物状況調査(ひょうごインスペクション)を受けていただく必要があります。
以下、申請者・建物検査法人・マークについて解説します。
ひょうごあんしん既存住宅制度についての詳細は、兵庫県のホームページをご覧ください。